幸せに向けた約束
私たちは、リプトン、PG tips、Pukka、T2、TAZO®など世界に誇るブランドを有する世界最大のティーカンパニーとして、2030年までにゼロエミッションという明確な目標を設定し、気候変動へのアクションをリードしていきます。
私たちは、消費する以上のことを地球環境に還元したいと考えています。そのために、排出量を削減し、生物多様性の維持・向上に努め、茶園からティーカップにいたるまでの全工程で、可能な限り天然素材に切り替えていきます。
● 2030年までに温室効果ガス排出量を80%削減(2010年比) - すでに66%削減達成
● 2023年までに100%持続可能な茶葉原料への切替 - あと2%で達成!
● 2025年までにすべてのティーバッグを植物由来に - すでに73%以上を達成
● 2025年までにすべてのパッケージをリサイクル可能、堆肥化可能、
または再利用可能に - すでに82%を達成
● 事業で排出された廃棄物の埋立処分をゼロにする
● 2030年までに環境再生型農業による原材料調達を確立
「持続可能性とは、まずは地球資源の無駄遣いを減らすことです。そして、ekaterraではそれ以上のことを目指したいと考えています。私たちには、再生可能な植物の力を通じて、気候変動に良い影響を与えることができ得ると信じているからです」
ekaterra CEO、ジョン・デヴィソン
私たちのブランドは、すでに多くの場面でサステナビリティをリードしています。
–リプトンは、大きな影響力を持つ世界最大のティーブランドとして、持続可能な原料調達を100%達成しています。
–PG tips は、大手ブランドとして初めて2018年に生分解性ティーバッグを導入、最近では石油由来の従来型プラスチックをパッケージからすべて除きました。
– Pukkaは、 B-Corp認証 を受け、環境対策支援に年間売上高の1%を再投資しています。
–T2も、B-Corp認証ブランドであり、ビジネス全体を通じて環境保護を目的としたエシカル調達を100%実現しています。
– TAZO®は、アメリカで貧困地域の大気環境を改善するため、気候保全植樹キャンペーンを展開しています
目標達成に向けた協働
私たちが目指す世界を作るのに必要なこと、それは協働です。だからこそ、お茶業界に関わるすべての人に呼びかけることが必要だと考えています。2021年11月10日、私たちはCOP26気候会議に出席し、お茶業界がいかに迅速に気候変動アクションがとれるのかを示しました。「Plant-Powered to become Climate Positive」 植物の力による気候変動対策パネルディスカッションでは、さまざまなNGOが長期的な目標や対策について話し合いました。そこでは、次のような意見を伺うことができました。
「まだ希望はあります。しかしその希望を実現するため、私たちは今からでも始めなければなりません。“文化の象徴杯”とも言えるであるお茶を楽しみ続けるためには、農園だけでなく環境全体についても考え、生態系全体に対して明確かつ測定可能な目標を持ちに対する気候変動対策を立てることが重要です。」
レインフォレスト・アライアンス、気候政策リーダー、アブドゥル・ラザック・サイード博士
「対応ペースが遅すぎます。私たちはCOP26で毎日多くの意見を耳にしていますが、現場で働く人々は重要なプロジェクトに対して必要な資金を得られないでいます。私たちは、そうした意見を受けて小規模農家が取り組みを行えるために、新しい資金調達メカニズムの形成を働きかけています。」
IDH(Sustainable Trade Initiative)、英国ディレクター、ルチラ・ジョシ